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こんな症状があれば要注意!逆流性食道炎チェックリスト 𝗡𝗲𝘄✧˖°

最近こんなことはありませんか?

  • 食後、胸のあたりがムカムカする
  • 横になると、酸っぱいものが喉に上がってくる
  • 夜中、咳き込んで目が覚めることがある

それ、もしかしたら「逆流性食道炎」かもしれません。
実はこの病気、特に40代以降の男性に急増しています。昔は高齢者の病気というイメージが強かったですが、最近では働き盛りの男性が発症するケースがとても増えています。

逆流性食道炎とは?

本来、胃と食道の間には逆流を防ぐ「下部食道括約筋」があります。しかしこの筋肉がゆるんでしまうと、胃酸や食べ物が逆流し、食道に炎症を起こしてしまいます。

逆流性食道炎の代表的な症状

逆流性食道炎では、以下のような症状が現れます。

  • 胸焼け
  • 喉の違和感(ヒリヒリ、イガイガ)
  • 酸っぱい液体がこみ上げてくる(呑酸)
  • 咳、声のかすれ
  • 食欲低下、胸の痛み

逆流性食道炎は「おじさんの生活習慣病」

 

なぜ中年男性に多いのか? それは生活習慣に原因があります。

  • 夜遅い食事
  • 高脂肪・高カロリーな食事(焼肉・ラーメンなど)
  • アルコールやタバコの習慣
  • 運動不足
  • ストレスによる自律神経の乱れ
  • 肥満(特に内臓脂肪)

こうした要素が組み合わさると、胃酸の分泌が増え、逆流しやすくなるのです。

逆流性食道炎は放っておくと危険?!

「胸焼けくらい、まあいいか」と放置していると、次第に食道粘膜が傷つき、慢性的な炎症になります。長期に放置すると「バレット食道」という前がん状態になり、食道がんのリスクが上がることがわかっています。

自分でできる対策+治療法

生活習慣の改善

  • 食事は就寝の2~3時間前までに済ませる
  • 胃に負担のかかる食品(脂っこい物、コーヒー、辛い物)は控える
  • 寝るときは頭を少し高くして逆流を防ぐ
  • 適度な運動と体重管理

薬による治療

市販薬では一時的な効果しかないこともあります。病院では胃酸の分泌を抑える「PPI(プロトンポンプ阻害薬)」などが処方され、ほとんどの人は1〜2週間で症状が改善します。

内視鏡検査を受けましょう

症状が続く場合や、40代以上で初めて症状が出た場合は、胃カメラで詳しく調べることをおすすめします。自覚症状のないまま進行していることもあるため、定期検査は重要です。

胃カメラ

「少し気になる」うちに行動を起こすことが、重い病気を防ぐ第一歩です。

胸焼けや呑酸は、あなたの体からの小さな警告かもしれません。
その声を無視せず、クリニックで気軽にご相談ください。